2012年02月16日

それでも描いてゆく…

皆さん、こんにちわ。

昨日でタマビの学科Bが終わり、私大入試が全て終了しましたね。

そんでもって今日から合格発表がほぼ5日ごとにやってくるというドキドキスケジュールです。

芸大の1次試験まであと10日。集中力を切らさず、走りきって欲しいです。

最近、DVDで映画を観る機会が多く(娘が家で退屈しないように、奥さんが某レンタルショップで色々借りてきます)、そのなかで「ああ、コレは受験生のみんなが観てもいいかもなぁ…」という話があったので、この場でちょっと、紹介したいと思います。

0544918651c12e30f63a91c6402fda81.jpeg

映画のタイトルは「ペネロピ」。

2008年公開の、「アダムスファミリー」、「バッファロー66」などで有名なクリスティーナ・リッチ主演の映画です。

ざっとあらすじを話すと、ご先祖の因縁が原因で、魔女の呪いによって「豚の鼻」を持って生まれてきた主人公ペネロピ。
彼女はその「豚の鼻」のせいで醜く、社会から隔離されて育てられました。
その呪いは、彼女を真に愛する者が出現したときに解かれ、普通の女の子に戻れるのでした。
しかし、やはり色々あって、なかなか彼女の呪いを解ける者は現れず(このあたりでアレコレと展開があるのですが)、彼女は自分自身と向き合わざるを得なくなります。
彼女を真に愛する者に巡り会えず、ある意味絶望の中で、しかし、彼女は自分自身を認め、自分自身を受け入れ、自分自身を愛するのでした。
するとあら不思議、彼女の「豚の鼻」の呪いが解け…といった話です。

簡単にいえば「自己承認」の物語です。

まぁ、この映画を観て僕が思ったのは、美大受験をしている皆さんの置かれている環境となんだか近いなぁ…と、感じた訳です。

「大学に認めてもらうことで自分は生まれ変われる」そう想っている人もいるでしょう。

たしかにそういった部分もありす。大学に合格することが一番です。

でも、それには結局、自分自身を見つめ、自分の「ダメ」な部分をなんとかしようともがき、そして最後には自分自身によってそれを肯定できた時に始めて、本当の意味で承認される。

「絵を描くこと」、「表現をすること」に当てはめてみましょう。
この一年色々あり、様々な訓練を積み、色々な技術を身につけてきたわけですが、もう、この時期になったら、訓練によって自分の短所を直すような時間はないし、今までやってきたことや、自分の持っているものをありのまま受け入れて、「肯定」してやっていくしかない。

そしてある意味吹っ切れたその思い切りが、表現の純度を高めるのではないかと思います。

色々とダメな部分はあるけれど、それでもなお自分を受け入れて表現していくしかないのではないでしょうか?

芸大入試まであと少し。合格目指して踏ん張っていきましょう。


美大受験はアーティストへの第一歩。油画科


ichi
posted by ユガカ at 00:04| 千葉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 油画科通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月12日

ムサビもおわり、タマビもおわる…

2月12日。本日タマビの油画専攻入試、実技最終日です。(まだ学科Bがありますが…が、がっか…)

私大入試が一区切りつき、東京芸大の1次試験まで、あとはまっしぐら!

今年の入試はどうなんでしょう、僕の個人的な想いですが、やっぱりあの震災があり(枕詞になりつつありますが…)、それまでの未来予測が崩れつつある今、これからどのようなヴィジョンを確立していくのか、単純に「美術」の枠を超えて、そういった問題に対してどのように自分なりの答えを探していくのか…そういうことを自問自答していけるような人材(新入生)がやはり求められるように感じてなりません。まぁ、いち予備校講師の戯れ言ですけどね。

「受験」で「絵」を描いているので、「受かる/受からない」で物事を考えざる得ないし、そうでなければダメな部分もあるけれど、「絵」は理屈ぬきで人を動かすことのできる起爆剤のようなものだと思う。
そうした起爆剤の連鎖で「絵」や、ひいては「美術」は繋がっていて、誘爆が誘爆を引き起こせば、そこからさらに違う分野に「誘爆」を引き起こせるかもしれない。

受験に話を戻すと、「受かる」ってことは少なからず教授の心を爆発させた、感動を与えたってことだと思う(学科あるけどね)。

毎日毎日絵を描くことを「こなしていく」ような受験生の制作活動。アウトプットするばかりでどんどん絵が痩せていく悪循環。受験のプレッシャーのなか、評価されることのみを考える打算的な考え。そんな中で描かれた作品が「誘爆」を引き起こすだろうか?

「絵を描きたい!」「絵っていいな!」という能動的な何かが欠けた作品は、やっぱり、良くても「可もなく不可もなく」という宙ぶらりんな評価しかでないと思う。

だから、私大入試が一区切りして、時間に若干の余裕がある今、美術館に行ったり、画集を観たり、ネットで気になる作家を検索したりして、自分自身「誘爆」されてみることが大事なんじゃないでしょうか。そしてその爆発を他者に拡げていく。その循環が「文化」なんじゃないかな。

写真.JPG

いやぁ、なんでこんなに「爆発」ワードがでてくるのかっていうと、昨日、岡本太郎現代美術賞展を観に行ってきた影響だと思われます(「芸術は爆発だ!」by岡本太郎)。
今回の美術賞展には友人、知人が数人おり、観覧してきました。岡本太郎の作品も常設されていて、なんだかそういうエネルギーを貰っちゃったんでしょう。

エネルギーの補給をこまめに!次の目標は芸大1次通過!!みんながんば!


美大受験はアーティストへの第一歩。油画科



ichi
posted by ユガカ at 10:35| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 油画科通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月07日

受験まっただ中!


私大受験まっただ中です。

志望校によってスケジュールはみんなバラバラ!

本日受講している生徒は一名です。

受験まっただ中は、「あ〜、それぞれ自分を信じて自分で切り抜けて、自分で切りひらいていかないといけないんだな」と、覚悟を決めたものです。

本年度受験本当にあとちょっと!

受験生にとって、受験が終わるまで年は明けません。。。!

がんばれ〜!


入試直前講座_あぶら.jpg



美大受験はアーティストへの第一歩。油画科



kた
posted by ユガカ at 20:34| 千葉 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | 油画科通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月01日

2月突入!ムサビまであと2日です。

ああ。なぜ時間とはこんなにも早く過ぎるのか…。

ムサビの油絵専攻の試験まで残すところあと2日。デッサン、油絵の課題もそれぞれ、1課題のみとなりました。

写真.JPG

とにかく、今までやってきたことを信じて、出来る限りのことをやってきて欲しい!

試験本番を楽しむために、これまでの汗と涙と頑張りがあったわけなのです!

上手くヤル、ヤラナイとかでなく、ある意味、入試を「お祭り」と捉えて盛り上がって欲しいワ。

自分の今ある全ての力を出し切ってやってきて欲しい。

それにしても毎年、この時期になると、早いもんで「もう巣立ちの季節かぁ」と、ひとり感慨深いです。

今年受験する皆さんもそうですが、ここから大学に進学していった皆さんも、早いもので卒業を迎え、巣立っていく時期ですねぇ。

卒制シーズン到来です。

芸大はもう、やってるんだなぁ。

sotsuten60.jpeg
第60回東京藝術大学卒業・修了作品展
2012年1月29日(日)-2月3日(金) 会期中無休

photo.jpeg
東京五美術大学連合卒業・修了制作展
2012年02月23日(木) 〜2012年03月04日(日)

今年はせめて五美大だけは行かねばなるまい。

ichi
posted by ユガカ at 11:41| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 油画科通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月06日

コンクール2日目

コンクール2日目油彩です!
室内はあんまり緊張感漂ってない感じ。それがどう転ぶかですね。
適度にリラックスして頑張って下さい〜!
油画科コンクール2.jpg

個人課題も黙々と頑張っています。
後ろ姿が頼もしいですね。
油画個人課題1.jpg

リラックスできる音楽を〜。

リラックスと言うかちょっと感傷的になっちゃいましたかね。。
いい曲や〜。
題名はスルーでお願いします。。
だって意味の無いことなんて無いデスモン!と思ってますもん!
明日は最終日!ファイト〜!ファイト〜!


美大受験はアーティストへの第一歩。油画科





kた
posted by ユガカ at 10:35| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 油画科通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月05日

コンクール1日目

あけましておめでとうございます!
いよいよ2012年ですね。
入試間近ですよ!
先日の箱根駅伝、東洋大圧巻でしたね。
インタビューでの柏原選手の「苦しいのは1時間ちょっと、福島の人に比べたら云々。。」という言葉が印象的でした。
そう、今年の入試、苦しむのもあとわずか!!
ここで苦しまない人、「来年もよろしく」ですよ!!
2011年は目を覆いたくなるような悲しいことや、気がめいるようなことが多かったぶん、
各々良い結果で2012年の最初を迎えられることを祈っています。
さて、冬期講習最終課題は「コンクール」です。
順位も付きます。なかなかシビアですよ。
(受験生の頃、コンクールで何度泣いたことか...)
初日は木炭、一次対策です。
入直までの一区切りとして、今までの集大成を描いてほしいです!!
がんばれ〜!
油画コンクール.jpg

美大受験はアーティストへの第一歩。油画科



K田
posted by ユガカ at 10:14| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 油画科通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月20日

冬期講習

夏期講習会、冬期講習会講師として参加させていただきます、k田です。
よろしくお願いします。
もうすぐ入試ですね〜〜。
はやいはやい。
毎日の努力が、ここでぐいっとのびるか、のびないかで
ド緊張しないかぎりは入試の結果決まっちゃうんですよね。
毎日の失敗を怖れずに、ぐいぐい描いて人よりも失敗と修正繰り返してほしいです。
入試で「やべ!」とおもった時に、その「失敗を修正する力」が役にたつんです。
もちろん入試の後も。
失敗して修正出来る技をみにつけてくださいね。





美大受験はアーティストへの第一歩。油画科
posted by ユガカ at 14:31| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 油画科通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月16日

冬期講習

冬期。

もう12月も16日目に突入。

今日からアトリエ新松戸は冬期講習会です。

1.JPG
初日は静物デッサン!

クリスマスが来て、大晦日が来たら今年ももう終わりです。

…おっと、受験生にはクリスマスも、正月もありませんよね。失礼…。

おととし(?)から芸大が前期日程になったので、3月の初旬でもうほとんどの入試が終わるというタイトスケジュール。

もう本当に「ヤルナライマシカネ〜」です。

とにかく受験まで、どんだけシンドイ思いが出来たかで、本番での腹の据わり方が変わってくると思います。

自分にできること、自分のできることをとにかく限界までやってみると、試験当日は「悟り」が開けています。

僕の個人的な経験から行っても、この瞬間的な「悟り」状態が入試が終わるまで持続できると結構無敵なんですが…。

要は受験という環境の中で「吾かくあるべし」という、自己を確立できるか出来ないかで、表現のクオリティーも変わってくるって話です。

「悟り」の境地を目指して頑張りまっしょう。

ichi

美大受験はアーティストへの第一歩。油画科
posted by ユガカ at 12:01| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 油画科通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月03日

ムサビ模試!

気付けば師走。

今年も残すところあとわずか。

ああ…このまま何事も無く一年が終わって欲しい。今年は…本当に…このまま…

しかし! 受験生にとっての年末は受験勉強の大詰めを意味し、年明けは入試の到来を意味する。受験生の本当の一年が終わるのは来年の3月。

とにかく頑張って欲しい。

アトリエ新松戸も12月に入り、私大模試が目白押し。

今週はムサビ模試。(来週は多摩美模試)

ムサビは例年の傾向でいけば静物課題が出題されることが多い。ここ10年くらい変わってないんじゃないかなぁ。

なので模試も静物課題を出題しました。

oldphoto.jpg
デッサン用静物モチーフ

試験では自分の絵を自分自身で冷静に判断して描き進めていかなければならず、かつ、合否などの「結果」に対するプレッシャーにも打ち勝たねばなりません。

まぁ、それには習うより慣れろってことで、模試です。

IMG_8680-tiltshift.jpg
油彩用静物モチーフ

結果よりもこの空気に慣れて、普段の実力が出せるようにしていくことが大切かなぁ。

自分の実力を客観的に知ることで次に繋げていきましょう。

こういう場に慣れて、自身を冷静に見る目と見続ける精神力を養うことは、表現者にとっては大切なことだと思う。落ち込むことはあるかもですが、「今日も元気です!」と笑って乗り切りましょう。

ichi

美大受験はアーティストへの第一歩。油画科
posted by ユガカ at 15:10| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 油画科通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月23日

夜間

この夏は朝から晩まで絵を描きっぱなし!
毎日おつかれさま!!
今の課題は自由度が高いから、ガチガチせずに、憂さ晴らしのつもりで、
もっとはっちゃけちゃっていいんですよ〜。。
それが変な方向行っちゃってる場合、軌道修正する為に講師がいます。
普段の課題でもそうですが、もうちょっと好きなことに的しぼっても良いんじゃないでしょうか。
「ここかきたい!」「この色を綺麗に見せたい。」「こんなふうに描きたい」・・・。
普段構図に悩んでいる人も、そういう「こうしたい」という気持ちを膨らませれば、
自ずとイメージは浮かんでくるのではないでしょうか。
 
何度も言いますが、途中でダメだと思ったり、迷ったり、同じこと繰り返してるなと気づいたときは、エスキース手直してみましょ。
180度方向転換するって意味ではなくて、「この作品をどうしていったら良いか」というちょっとした修正です。
考えるよりも行動あるのみ!ですよ!

abura_kaki_yakan.jpg

k田

美大受験はアーティストへの第一歩。油画科

posted by ユガカ at 19:17| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 油画科通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月19日

静物油彩

昨日とは打って変わって今日は雨模様。
気温は下がったから過ごしやすくはなりましたかね〜。
雨音をbgmに集中集中。。
静物油彩。
油彩のときも、木炭で描くときの感覚をわすれないで下さいね。

kaki_abura.jpg

k田

美大受験はアーティストへの第一歩。油画科

posted by ユガカ at 11:20| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 油画科通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月18日

夏期講習ものこりわずか!

やっと半分と思っていた夏期講習もいよいよ大詰めです。
長かったような短かったような。。
夏期講習も後半になってから、一人一人だんだん自分にあった時間配分をみつけて制作できてきてる傾向が。
入試では「周りのペースに惑わされず」、っていう心の余裕が必要になってくるはずです。
制作ペースも上がってきてます。
明日から涼しくなるみたいなので、気温も味方にがんばりましょー。

abura-kaki-musabi-mokutan.jpg

k田


美大受験はアーティストへの第一歩。油画科



posted by ユガカ at 10:40| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | 油画科通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月15日

多摩美対策!

今日から多摩美対策がいよいよ始まりました〜!
多摩美では構成力、何処までも描いてやる!という根気がとわれます。
何度もエスキースして納得いく画面を。
前の記事にもあるようにエスキースは大事!!
特に構成や想定は本番用紙に入る前にイメージをはっきりさせていなくては×です。
頭ではちゃんとイメージできていると思っていても、
おこしてみると「設定や、一番見て欲しい所のイメージが明確にできていなかった。」なんてことも・・・。
そういう事はエスキースの時点で食い止めたい問題です。
エスキースがきちんと固まっていれば怖くありません。
あとは一心不乱に描くだけ。
基礎が出来ているだけで、描く事に熱中できますよ〜。

kaki_e.jpg


k田


美大受験はアーティストへの第一歩。油画科





posted by ユガカ at 11:22| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 油画科通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月11日

夏期講習会も後期に突入!

夏期講習会も後期に!

長〜い講習会もあとわずか。基礎と言う名の筋トレはもう終わり。前期、中期で養った実力を、ここで遺憾なく発揮しましょう。

後期は入試課題に近い問題にどのくらい対応できるか腕試しです。

IMG_7970-tiltshift.jpg

今日の課題は静物の木炭デッサン。ムサビの入試課題を想定しています。

実際の試験では8〜9割の評価(得点)を目指して頑張りましょう。学科が6割取れない人は、そのぐらい得点できないと「合格」の栄光は遠のきます。最低でも7割かな。

試験は6時間という限られた時間内での完成が求められます。タイムスケジュールを頭に描きながら、テキパキ作業を進めないと終わりませんよ〜。

入試で良い結果を拾うには、作品のクオリティーはもちろん、様々な条件(禁止事項や制作時間など)をクリアしていくことも課題になってきます。そういったところまで頭を働かせながら制作するのは大変ですが、今から試験を想定して、緊張感あるなかでの制作していきましょうね。

IMG_7971-tiltshift.jpg

がんば!


ichi

美術予備校|アトリエ新松戸 油画科
posted by ユガカ at 10:44| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | 油画科通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月10日

ジオラマ絵画最終日

ジオラマからイメージを膨らませて描く課題は今日が最終日です。
イメージとなると考えすぎたり、細部しか見えなくなったりなりがちです。
他のものを描く時にも言えることですが、
つまずいたらエスキースしたり、画面を遠くから見たり、画面の写真を撮ったりして、つねに大きく画面を見る工夫が鍵になってくると思います。
画面を大きく見るクセはこの夏期講習でつけちゃいましょう。

k田


美術予備校|アトリエ新松戸 油画科



posted by ユガカ at 13:34| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | 油画科通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月05日

クロッキー



本日人物クロッキーです。
服の形に惑わされずに人の形を!
また、色々な素材を使ってたくさん実験しましょう。
実験は今がし時です。


k田

美術予備校|アトリエ新松戸 油画科

posted by ユガカ at 09:27| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 油画科通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月25日

はじめまして

abura_kaki.jpg

はじめまして、夏期講習講師おじゃましています。
くぎたです。よろしくおねがいします。

今日から倍判サイズの木炭紙でのデッサンが始まりました。
たっぶり3日間あります!
大きいサイズをたのしみつつ、、気を付けるポイントにいつも以上に気をくばって!

くぎた


美術予備校|アトリエ新松戸 油画科






posted by ユガカ at 12:06| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 油画科通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月22日

夏期講習会

超巨大台風という触れ込みだったマーゴン。

なんだか期待はずれというか(いや、外れて良いんですが…)。

台風一過で青空…ではなく曇り空ですが、なんだか気温が下がって過ごしやすいですね。

昨日からアトリエ新松戸では夏期講習会が始まりました。

IMG_7688.JPG

これからの5週間で、深夜にやっているダイエットCMのように目に見える効果が期待できるといいですね。

とにかく、1回1回の課題を大切に。毎回フルスイングで自分の実力を出し切るようにしましょう。ただし、講評毎に一喜一憂することなく、長い目で頑張りましょう。

雨にも負けず、風にも負けず、遊びの誘惑にも負けず、眠気にも負けず、講師からの厳しい言葉にも負けずに5週間。

結果、自分で自分の成長が実感できたら言うこと無いですね。

ichi

美術予備校|アトリエ新松戸 油画科
posted by ユガカ at 15:12| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 油画科通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月15日

気付けば1学期も終了だぜ!

早いもので、今日で今学期が終了です。

梅雨も開け、夏本番。21日からは講習会に突入。朝から晩まで美術だぜ!

1学期の目標は、基礎的なスキルの習得でした。目の前にあるものを、どのように捉えて、どのように整理して画面に再現するか。今学期のカリキュラムは基本的にはそのことの繰り返しでした。

具体的に挙げれば…

1,立体の構造の理解(面の意識)

2,明暗の理解(3段階の調子による大まかな明暗の把握)

3,質感の理解(材質の違いの描き分け)

他にも構図や、疎密の関係などがありますが、基本はその3本建て。

さて、皆さんは今学期でどのくらい出来るようになったでしょうか?また、自分の苦手とする部分はどこしょう?

夏期講習会の内容は、1学期のおさらい&総復習、現時点の実力でどのくらい入試課題に対応できるのか、2学期以降に繋がる導入的な課題、といった感じのカリキュラムになっています。(申し込みまだの人は早めに!講習会当日に申し込みなんてことが無いように!!急げ!!!)

今日の講評で言われたことをしっかり自覚し、自分の実力を振り返って、客観的に自身の問題点を把握して講習会へと繋げていって欲しいものです。

夏期講習頃から、体力的にしんどくなってくると思いますが、その分必ず良いことが起こります。(マジです)

自分信じて、気合い入れてがんばってきましょう。

ichi

美術予備校|アトリエ新松戸 油画科
posted by ユガカ at 13:43| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 油画科通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月27日

100枚ドローイングだ!

1学期、基礎的な造形力を鍛えるということで、各科の垣根を取っ払って、合同でのカリキュラムが続いていましたが、今日からはそれぞれの科に別れての授業になります。

油画科昼間部は100枚ドローイング。

IMG_7604.gif

3日間で、素材自由、サイズ自由で100枚、ドローイングします。

最近の大学入試は絵を描くスキル、技術だけではなくて作家性も見てきます。

個人的な経験から言っても、「何に興味があるのか」「何が出来るのか」「何をやりたいのか」といった、「自分探し」は、ものを作っていく上で非常に大切です。

絵を描くための技術は、案外、誰にでも教えることが出来るし、身に付くものなんですが、この部分はホント、自分で鍛えていくしかない。

そしてこの自主性、自分で問題を追求していく体力が、イコール、作品を作り続ける体力にもなってくる。

これから大学に入り、その後作家としてやってくなら、それは絶対になきゃダメな部分でもある。

まずは100枚。

ヘタな鉄砲も数撃ちゃ当たるように、次から次へとバンバン描いていくことで、そこから何かが見えてくることもあるし、数をこなすことで無駄が省かれて、本当に大切なものがひょっこり出てくるかもしれません。

そこを明確にして、更なる表現に向かっていけたらいいですね。

ichi

美術予備校|アトリエ新松戸 油画科
posted by ユガカ at 11:47| 千葉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 油画科通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする