ダーシャンズ チージューバー
呪文でもなんでもありません。上の記事タイトルの読みがなです。
大(ダー)山(シャン)子(ズ)7(チー)9(ジュー)8(バー)
中国は北京にある芸術コミニュティーとでも言えばいいんでしょうか…。
昔の軍需工場などがあった1帯に、中国人アーティストが住み着いて以降、ギャラリストやその他美術関係者が集まり、1大芸術地区にまで発展。
今や世界中から観光客が訪れるアミューズメントパークと化した、膨大な敷地を誇る芸術空間。
それが、大山子798。
日本では考えられない規模。
町1帯全てがギャラリーとスタジオで埋め尽くされ、ぶらっと立ち寄って小休止ができるショップやレストランなども充実。
日本のギャラリーもミズマや東京画廊など、何軒かすでに出店している。
中国もアートバブルが崩壊して、どうなっているのかと思いきや、まだまだ火は消えかかっていない様子。
ギャラリーの数もハンパないので、展示や作品の質も玉石混合といった感じ。
でも、もとが工場を改築したところなので、天井が高く、採光もばっちり。
日本だったら、ギャラリーは愚か、美術館でもこんなに広く良質な展示空間はあり得ないという感じ。
中国は共産圏なので、最初、西洋かぶれのアートに対して、厳しく取り締まっていたようですが、世界中で美術市場が高まりをみせ、文化的な交流や外貨獲得といったところで、今では積極的にバックアップしているそうです。
こういうのを見ると、日本はほんとに目先の利益ばかりで、芸術や文化にまるで投資しないし、インフラも整備しないよなぁ。そりゃみんな海外にでちゃうよなぁと思いました。
posted by ユガカ at 13:00| 千葉 ☁|
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