冬期講習

今日から現役生もスタートです。そして夜までみっちり実技対策です。２００９年最後の一週間、ラストスパートで今年一番の絵を描きましょう！


さて、みなさん予習・復習していますか？予習復習が必要なのは学科だけじゃないですよ。


これまで講評で言われてきたことから、自分の＜得意なこと＞＜弱い部分＞など振り返ってみましょう。表現を積み上げ確立していくためには、客観的に自分を見ることも大事です。絵を描くことも同じですね。鳥の目と虫の目をバランス良くもつように心がけましょう。

実際に画面とのやり取りで失敗することも、それをもとに失敗しないようにすることも両方大切です。

11月も末

11月も今日で終わってしまいます。
そして終わった時間はもとに戻らないのです。


夜間部も[手渡しモチーフ＋想定]課題に取り組み画面の造り方について試行錯誤しながらエスキースをしています。エスキースで曖昧なまま始めてしまうといくら描いても良くならないことも多いですよ。受験だと５時間とか１０時間とか短い時間で１枚の作品を観せ（アピールし）なければならないので、この点はさらに重要ですね。

時間内にしっかり作品を仕上げる癖もつけましょう。


12月が明日から始まります。いろんな可能性に満ちたこの未知な時間をドキドキわくわく有意義に使い後悔のない時間としましょう。

むさ美-入試説明会

本日、夜間は武蔵野美術大学の入試説明会です。大学から先生方がお越しになり、大学でどんなことが勉強出来るのか、どんな入試なのかといった内容を説明してもらっています。

全体説明会の後は各科に分かれて実際に作品を観て講評してもらったり、質問をすることもできます。こんなチャンスは滅多にないので積極的に質問できるといいですね！


2学期もあと１ヶ月強。再来週はむさ美模試もあります。モチベーションを高くもって課題に取り組みましょう。

腕試し！

どうも。

１０月も終わり、明日から１１月。

でもなんだか暖かい。日差しもまぶしいですね。

本日、油画科は他校の予備校の公開コンクールに腕試しに行っています。

外の世界を観ることで、自分の置かれている環境や、ポジションを理解して、そこから何をすべきかを感じ取って、次へ繋げて欲しいです。

挫折を味わう人、結果がでる人、様々だと思います。

が、ここでの結果が受験の入試結果に直結するわけじゃなし。

崖から突き落とされても、そこから這い上がれるかどうかって、この先やっていくことを考えれば、ものすごく大切なことだし、良い経験になるんじゃないでしょうか。

結果が良かった人は、思いっきり調子にのって、追い風を感じながらガンガン良い絵を描いて、手応えを感じながら先に進んで行けば良いと思います。

まぁ、どっちも経験ってことで。


◆展覧会のお知らせ

久々のブログ更新で自分の展示のお知らせをするのはちょっと心苦しいんですけど、11/6〜22まで、韓国のGana Art galleryで展示します。

僕自身も4日ほど現地にいる予定なので、詳しくは帰ってきてから報告させてもらいます。

ではでは。

季節の変わり目

今週は夏の終わりを告げる如く台風が列島を横断していきました。夜はなかなか寒くなってきているので風邪にも注意しましょうね。

昼間部、夜間部ともに油彩の課題が多くなっていますが、素材にしっかり慣れこと、その特徴についてしっかり考えてみましょう。絵具の固さや透明色・不透明色、その重ね方など上手くいったこと、失敗したことをしっかりメモを取って次の課題に活かしていきましょう。こだわりをもって素材を使うことも大事なことです。

◆展覧会のお知らせ



『異界の風景』
東京藝術大学美術館　１０月２日〜１１月２３日
休館日や開館時間などは↓でチェック！ぜひ行きましょう。

http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2009/ikai/ikai_ja.htm

半年経過

久しぶりの更新になってしまいました。
本日、夜間部は鉛筆でデッサンをしています。夜間部の課題も段々と想定や構成など自分で設定をすることが必要な方向へ変わっていきます。そうなったときに基礎的なところができていないとなかなか対応しにくいと思います。今のうちに基礎的な部分をしっかりと積み上げておきましょうね。

さて、時間が経つのも早いもので４月から半年が経過しました。４ヶ月後には受験の結果も出始めています。気をぬかず、自分としっかり向き合って課題に取り組みましょう。この時期の時間の使い方とても大事ですよ！

コンペ

コンペ前日、展示作業が慌ただしくおこなわれています。間に合うのでしょうか。ハラハラ。
展示の仕方で作品の印象が大分違って見えます。あと１０�p上かな〜、下かな〜といった具合に試行錯誤してますね。自分の造った作品を少しでもよく見せることはとても大事です。

話はかわって今、東京芸大で藝祭が開催中（日曜まで）です。志望している人はインフルに注意してぜひ行ってみてください。春に自分がここの学生になっているのか〜なんて想像してみると、モチベーションもあがるかもしれませんね！

今日から夜まで実技

夏期講習も後期です。後期は朝から夜まで絵を描く時間がたっぷりです。入試直前のような日程ですね。体調の管理も受験生にとって必要不可欠なものですので、しっかり。


夏の間に基礎力をもう一度見直し、ただ観て描くことから、どのように観るのか、それをどのように絵具に置き換えるのか、表現することへの手がかりをつかみましょう。

中期の講評でも言いましたが、一枚一枚、限界まで詰めましょう。

夏期講習中期始まる

夏期講習も昨日から中期に入りました。最初の課題はコース別に鉛筆デッサンと木炭デッサンです。

静物（木炭）を描いている人たちは、ときには静物を他の角度から見て大きさや距離感を確かめることをしてくださいね。同じ位置から見ている情報だけでは描けないとこもでてくるはずです。

構成（鉛筆）のコースの人たちは画面の作り方をしっかりと身につけられるといいですね。画面を成り立たせる基本をまずは身につけて自分なりの構成を作り上げましょう。

それでは夏の間に実力を伸ばす気持ちをしっかりもって課題に取り組みましょう。

09夏期講習会

暑い！

皆、額に汗をかきながら登校してましたね…。



今日から夏期講習会が始まり、気分一新、気合いを入れ直して制作に励みましょう！

前期の昼間部は、倍版の木炭紙に静物デッサン。

この夏、来年の合格目指して頑張ってるそのエネルギーを画面にぶちまけて、すばらしい力作を生みだして下さい。

話は変わりますが…この間の全科合同のコンクール。

明快に順位が付けられて、悔しい想いをしたり、なにか得体の知れないものを感じた人も多いのでは…。

来年にはイヤでも、入試の渦の中にその身を投げ込まないといけません。

入試は、結局、勝負の世界であることには変わりません。

僕の考えとしては、「自分が一番だ！」と思っていない人は成長しないと思います。

勘違いとかではなくて、冷静に自分の実力をわかったうえで、それでも「自分が一番！」と思える…または思いたい…というか、そうじゃないとイヤだ！という気持ちが大切ではないかと。

一番でいる（なる）ために、出来ることは全部やる！という心意気。

今出来ることは今やらないと。

がんば！

あっというまの

昨日で１学期が終わりましたが、みんな４月に思い描いていた自分になれたでしょうか？　講評の時も言いましたが、こうやって時間に区切りがあるのだから、あえて利用して、その期間で「これはできるようになる」なんて目標を決めてそれを達成できるように過ごしましょう。


もちろん、そうした時間の中で迷いや悩みも出てくると思うけど、それは表現をするうえで避けて通れないことかもしれません。いろんなものを見て、知っていく中で自分や自分の価値観が変化していくこと。それを見つめる貴重な時間でもあります。　そういう時間も肯定し自分も絵もしっかりとしたものになっていくといいですね。

今日は公開コンクール、１５日からは夏期講習ですが自分にとって良い時間となるように目標をもって望んでください。体調管理もしっかり。冷房のかけ過ぎに注意。

３週

今日は梅雨の中休みで昼間はけっこう晴れてましたね。１学期も残り３週間。。そんな時間経ったっけ？と思うこの頃です。

マイペースなことと、時間を上手く使うことを両立できるように、一日を過ごしたいものですね。そんなわけで、受験もあっという間ですよ。課題ひとつひとつしっかりと、、やっぱり本気で失敗したり成功したりを積み重ねることで絵が分かってくると思います。

夏期講習までの目標をしっかり持って最後、気を引き締めて描きましょう！

資料集めも

夜間部はデッサンの課題が続いています。

モチーフの数も増えてきました。静物個々の固有色や質感を描き分けられるといいですね。物と物の距離感も絵のなかで再現できているか確認してみましょう。

とはいえ、出だしの構図にも気をつけましょうね！ものの大きさ、プロポーション、どこまで入るのか、どれくらい切るのかなどなど。


昼間部は静物を油彩で描く課題です。自分の武器となるものを見つけられるといいですね。どんな絵が出来ているか明日楽しみです。


昼間部、夜間部ともに資料集めは進んでいますか？時間に余裕がある今のうちにしっかり作りましょう！



では北京第三話です



７９８地区に到着。とても広い地区でした。こちらもすべて観ようと思うとまる一日はかかりそうです。一回りして足が疲れてカフェに入ると中国茶２５元〜という設定。観光客用の値段になっております。




自分の絵を発見（右側の絵）　オープニングということもありたくさんの人が来場していました。




韓国のギャラリーだったと思います。作品の統一感があり見やすかったです。他にもたくさんギャラリーがありましたよ。
ただ売るためではなく、実験的な作品も展示しているところも多く、アートフェアよりは幅広く作品が観られます。

１ヶ月

新学期から早くも１ヶ月が経過しました。夜間部はデッサンが続いて、モチーフを画面におさめること、大きい光を捉えること等、基本を少しづつ積み上げています。（来週からは油彩もスタートですよ）
一学期の最後にはデッサンコンクールがあるので、一つの目標にしてしっかり観て、描いていきましょう。

昼間部はこの時期にしかできない、かなり自由な課題なのでしっかり考えて作りましょう。



さて写真は北京の思い出第二弾。



アートフェアの様子
アートフェア東京と比べると規模が大きい！四倍くらいあった気がします。じっくり観ると半日〜一日くらいかかりそう。





この作品がよかったです。屏風のような形に並べられた画面に映し出される水墨で描かれた自然の営み。じっくり観ると草木が風で動いたり、鳥が画面を横切ったりしてました。





この後、ご飯を食べて７９８地区に行きました。辛いけど美味しかった〜。

一枚一枚しっかりと

昼間部・夜間部ともにしっかり形、光を観る課題が続いています。一学期のうちにしっかりと基礎の基礎を身につけましょうね。


受験を経験した昼間部生は分かっていると思うけど、今が一番自由に動ける時間があります。今のうちに画集や絵をたくさん観ておくことをおすすめします。


私事ですが、公募展の作品が北京に巡回されたので、そのオープニングと、今中国で開催されているアートフェアを観に行ってきました。








成田から



北京に到着。中国の国旗がたなびいてました。




滞在してるホテルから歩いてアートフェアの会場に到着。




会場の写真も撮ってきたので、その様子もまたアップします。

1学期、これだけは分っててほしいこと。

暑い。

春というか初夏？

日差しは完全に夏ですね。

1学期の授業も本格的に始まって、昼間部も夜間部も石膏デッサンやっています。


光、稜線、反射光！立体に光が当たると、とりあえずこうなるってことは覚えておこう！

石膏デッサン…。21世紀にもなって、なんで今さら古代遺跡にあった石像の石膏を必死に描くのか…。
「そんなもん理由なんてね〜よ！」と、僕が受験生の頃は疑問をぶつけてもそんな答えが帰って来るのが関の山だった気がする。

デッサンということで言えば、要は、白から黒までの色を、モチーフの明暗の順番とおりに並べるっていう（かなり乱暴な言い方ですけど…）ことになります。

ドニは、絵画を『ある一定の秩序によって集められた色彩に覆われた平面』といいました。

「ある一定の秩序」が、今、みんなの場合はとりあえず、目の前にある石膏に光が当たって陰ができるとどうなるかっていうルールで、まずはそれに則って色を使えるようになりましょう、っていう勉強です。

『自然から学ぶ』なんて良くいうけど、まさに今そういうことをやっているんだと思って下さい。

自分なりの『秩序』に則って色を使うための下準備みたいなことです。

基本的に絵って、こういう、今みんながやっていることのルールを、それに従ったり、変則的に扱ったり、無視したりすることで発展して来たようなもんなんで、やっぱりここでやってることは大事かなと思います。

がんば！

新年度

春期講習も後半です。油画科のカリキュラムは「ジオラマ絵画」

まずは箱の中を自由な素材や既製品、照明等で飾り立てます。こだわりをもって作りましょう。出来上がったオブジェを二次元に還元・抽出するという課題です。

還元って中学か高校の化学で習いましたね!?
抽出は日常使わない言葉ですが、調べてみましょう。


このあいだ入試が終わったと思ったら、もう１０ヶ月で次の入試なんですね。ひとつひとつの課題で、失敗を怖れず積極的に作品をつくり、そこから学びとっていきましょう！　考えても進まない時は、先ずやってみる。やってみたことから考えても遅くないと思いますよ。


とりあえず振込んじゃったりはマズいけどね。。

春期です

天気は春らしく、しかし若干肌寒い…。

新しく予備校に来た生徒たちが多く、やはり去年とはがらりと雰囲気が違います。

まさに気分一新。春ですね。

これからの1年、それぞれに目標を持って頑張って行きましょう。目標は、絶対に高い方が良いと思います。
美術は結局『こだわり』ですから。

例えば、「リンゴ」を描くとして、それがただ「リンゴ」だってことが相手に伝わればいいのなら、いわゆるリンゴマークだっていいわけですよね…。
でも、「リンゴ」を越えたところで、それを見た人が感動する程の何かを表現したいと思ったら、そこは、ものすごい『こだわり』をもって作業しないと。

こうしたいと思う『こだわり』。他人に要求したら、それこそ退かれまくる程の『こだわり』。

日常生活では「わがまま」とされるようなことでも、美術においてそれは『こだわり』として、歓迎されるべきものでもあります。

それがないと、どんなに技術を身につけたとしても、”表現”にはならないんでしょうね。

目標は高く。そのためにひたすらに頑張る。
自分自身が本当に「こうなりたい！」と思う目標があれば、それに対する努力は全然辛いことでもなんでもないものですよ。

絵が上手くなりたいとか、画家になりたいとか、何だって良いと思うので、とにかく目標を持って、今年1年、気合いを入れましょう。

ゲイダイニジブジシュウリョウデス！

何かもう春のようなポカポカ陽気ですね。

芸大２次試験も本日で終了。受験生の皆さん３日間お疲れさまでした。
もうあとは２３日の発表を残すだけですね。

ああ…なんか自分のことのように緊張が！

発表って何かほんとに良くも悪くも重いというか…まぁ、それぞれの人生が懸かってるんだから当り前なんですけど。

でも、できる限りのことをやってきたなら、結構すがすがしく発表の日を迎えられるんじゃないかな。

僕自身も、『これでダメなら自分よりすごい人が６０人（昔は定員60人でした）いたってっことだな。』なんて、若干クールに発表見に行ったもんね。

もう今更なにをもがいても無駄な訳だし、ゆっくり体を休めて下さい。

ちなみに僕は明日から自分の展示見に上海行ってきます。



オープニングには行けなかったんですが、なんかすごいことになっていたようです。



夢なら醒めないでほしい！！

おみあげ買って帰って来るからね！

では23日に。

ゲイダイニジゼンジツデス！

明日はどうやら晴れるらしいですよ。

芸大２次か…。なんか自分のときのことを思い出すなぁ。もう十年以上も前なんだよな。
あの頃、巷でかかっていた音楽といえばSPEEDとかですからね。

芸大の校舎で絵が描けるってだけでテンション上がってたな。
採光のための大きな窓から入ってくる自然光がキレイで、制作するには申し分ないスペースでした。

ある意味、この４日間（僕の頃、２次試験は4日間あった）を楽しもうという、リラックスした気持ちで作業できたことが、結果的に良かったんでしょうね。

大学入ってから教授に言われたんですけど『たぶん、もう一度審査をし直したら、君たちはここにはいなかったでしょう。その時の気分や心境で、絵の見え方は変わってしまうから。そのぐらいのところで、みんな合格したんです。』

『え〜！』って思ったけど、でも実際はそういうものなんだと思います。
結果なんて、自分１人の力でコントロールできるもんじゃない。色んな偶然や、タイミングの積み重ね。

もちろん良い絵を描くことは大前提です。でも、結果を出すことだけを考えて、肩に力の入った状態じゃ、良い絵なんて描けないもんね。考えるだけ無駄だし、逆に悪い方向に行っちゃう気がする。

だから、自分が『サイコ〜!!』と思えるものができるまで、ただただ、一所懸命やるだけなんじゃないかなって、僕は思います。

大学合格がゴールじゃない…



ですよ。

がんば！