先日、映画の試写会のはがきをいただいたので、行ってきました。有楽町のマリオンへ。
上演前に出演者、監督による舞台挨拶があり、なんか生で芸能人を見たってことだけで既に感動。瑛太はスラッとしてて手足が異常に長くて顔はちっちゃいし、関めぐみ(キュレートレモンのCMとかに出てる)は目がでかい!細い!
ドラマとか映画だと、俳優さんて、役によってはどこにでもいるような人を演じてたりするから、あまり僕たち一般人(?)と大して差がないように感じちゃったりするけど、実際見ると違いがありすぎる。脇役みたいな人でも、普通に自分の周りにいたら、ダントツに一番カッコイイ奴になってる。(当たり前だけど…)
主役とか脇役とか、単純にカッコイイ、カッコワルイとかって、映画とか、そういう閉じた世界のなかで比較されて決められていくんだな。
あいつよりあの人の方が格好が良いから、あの人=カッコ良い、みたいな。
よくよく考えてみれば絵の場合も一緒で、絵っていう一つの閉じた世界のなかでどう順列(秩序)を作り上げるかってことが作品を仕上げる上で重要だよね。見せ場があって、それに対して脇役をどうみせるか。見せ場(主役)>脇役A>脇役B>脇役Cとかっていう順列を自分で決めないと、絵にならない。
ただ漠然とものを写しただけのものは絵ではないし、ただ写すだけならカメラの方が数十倍早いしね。
映画の内容は…僕個人の感想としては…泣ける!
瑛太が1人ぼっちになってブランコに揺られるシーンは感動。だったんだけど、一緒に見に行った奥さんには「なんで?そこ泣くとこじゃないでしょ。」って。
ちゃんとストーリーを組み立てて作った映画でも、感動するとこは人それぞれ。見る人によって何が基準になるかはその人次第ということでしょうか?
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