4月ももう後半。でも最近寒いですね。
この間、東京都現代美術館で開催中の”マルレーネ・デュマスーブロークン・ホワイト”展に行ってきました。
平日ということもあり、観客もまばら。
作品をじっくり鑑賞でき、ホワイトキューブにひろがるデュマス作品を独り占めって感じで良かったです。やっぱり美術館はこうでないと。空間に対する人の数も作品を観賞する上で非常に大事なポイントですよね。
これまで図版やメディアをとおしては観たことがあり、いいなと思ってたのですが、本物はやっぱり想像以上に良かったです。
感情的で、即興的なイメージがあったけども、絵具の扱いを見てみると、しっかりと構成がされていてやっぱり上手いんだなぁと感心しました。当たり前なんですけどね…。
筆さばきや、絵具の拭き取り具合、厚さ、薄さががバチッとはまってて、印刷された図版ではわかない魅力がありました。
自由に素材を使いこなして、ゆったりとした呼吸で描かれている感じがとても心に沁み入ります。こういう絵を見ると自分も傑作が描けるような気になるから不思議です。
もうすぐGWに突入。僕も今年の夏と来年の展示に向けて気合い入れて制作がんばるぞ!
みんなも是非、見に行ってみて下さい。
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