「絵画について考える」というタイトルであるのに、あまりそのことに触れていないので、今日はズバリ、タイトル通り絵画について考えてみようと思います。
僕は絵画を表現手段に使って作品を発表しているのですが(gallry unsealというギャラリーで今、作品が展示されています。グループショウですが。よろしくね。)、正直やればやるほど色んな問題が山積みになり、雪だるま式に増えていくように感じられます。
絵を習い始めたころはモチーフの立体感を表現することに腐心し、ある程度力がついてきたな…と思ったら、表現する、伝えるということが問題になり、さらに自分らしい絵とは何かと考えて頭を悩ませていました。
大学に入ったら入ったで美術史を学んで自分の了見の狭さを知り、なぜ自分は絵を描くのかと考える。
自分を納得させることができる答えを見つけたかと思えば、新たに問題が浮かび上がり、今だはっきりと「これはこうだ!」という明快な回答を自分の中に作れないことが多いのです。
ある人にとって絵画とは自分が描くものであり、ある人にとっては観賞するものであり、また買うものであり、関心のないものであったりもする。
僕たちは作り手であるので、自分が作り出すものであるけども、立場が違えば見えてくるものも違うのでしょう。全員が全員納得できる答えなんてきっとどこにもないのでしょうね。
僕にとって絵画とは生活の一部であり、唯一自由になれるものであるのですが(裏返すとそれは…まいいや…)、みなさんにとってはどうでしょうか?
絵とどれだけ真剣に向き合えるか。受験生のみんなは(僕もそうなのですが)今そのことを問われているのだと思って、誠実に、正直に作品を作っていけると良いと思います。
芸大の道は1日にして成らず。頑張れ!受験生!!
2007年03月02日
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