夏期講習会の怒濤のブログ更新、アレで力を使い果たしてしまったのでしょうか…だいぶ間が空いてしまいました。
9月も終わりを迎え、来週から10月です。
ここへ向かう道すがら、キンモクセイの香りを嗅ぎました。もう秋ですね。
占星術的に10月は約2年半、天秤座に居座った土星が抜けるらしいので、これで少しは僕も精神的に肩の荷が下りるのでしょうか?
まぁ、これから受験シーズン本番なので、あまりそういうことはなさそうですけども。
油画科昼間部は静物油彩。
石膏像に色々なものが取り付けられております。
2学期は様々な絵画表現を実験&実践して、自分にあった表現の核心をつかまえてくれればなぁと思ってます。
しかし、1学期の流れも忘れずに、その延長線上での「表現」を目指していってもらいたいです。
個人的に、絵画表現とは「何を見せて、何を見せないか」という思考のもとに組み上げられていく表現であると思っています。それが、様々な演出や描画方法を生み出し、その独創性がオリジナリティーに繋がっていくんだろうと。
例えば、ある台本があって、それをまずは一字一句間違えずに読むところから、抑揚を加えどこにアクセントを置き、どうすれば気持ちが伝わるかという所へ、さらにそこから一歩踏み込んで、自分なりにアドリブも交えながらどう感情を表現していくかという以心伝心の境地へ向かう。
すでにある様々なものから「何を伝えるのか」という取捨択一が表現の基本です。
表現とは目の前や頭の中にあるものを整理分類して、どこの引き出しを開けて、どこを閉めるのかということに尽きると思います。
なので、1学期にさんざんやってきたモチーフを見る訓練。そこからどこにアクセントを置くか、どのようにしたらもっと伝えたいことを判りやすく描き出すことが出来るか…と考えながら制作に取り組んでもらえると良いかなぁと。
今日は昨日に引き続き実技終了後の夜間、センター模試があるけど、今がなんだかんだで踏ん張りどころ。年開けたらある意味流れに身を任せるしかないし。勝負どころです。
がんば!
ichi