原付移動でかつ眼鏡の僕には雨の日は気が滅入ります。
油画科昼間部はジオラマ(オブジェクト)絵画!
この課題、ジオラマにしようかオブジェクトにしようか、その呼称で多少悩んでいるのですが、たぶんオブジェクトの方が正しいような…。
とにかく自分で立体物(オブジェ)を制作して、それをモチーフに絵を描いてゆくという、そういう課題です。
たしか今年の始めの頃のブログにジオラマ絵画のことを書いたとおもうのですが、受験における想定課題とか自由課題への対策課題としての意味があったりします。
「ものを観てそのまま描く」という試験は、今の美大受験ではあまり出題されません。
自分なりのイメージを加えて描いたり、何かテーマが与えられてそこから想像して制作をすることがほとんどです。
これまで、1学期は基本的に「ものを観て描く」ということをやってきました。それは技術の習得という意味合いの方が強くて、絵を仕上げる、まとめるための技術を身につけるという目的が主でした。
しかし、最終的の求められるべきは仕上げのスキルのみではなく、クリエイティブな部分、作品を形作るアイデアや、作品の内容面だったりします。
アイデアをより深く掘り下げていくためには、多少視点を変えて見たり、普段とは違う方法で考えてみることが大事だったりします。
オブジェからさらにイメージを拡げて絵画表現!
このジオラマ(オブジェクト)絵画はそういった意味ではスゴく有意義な課題だと思います。
作品として成立させるために、どのような主題(内容やアイデア)をもって課題に取り組むべきか?
作品の出来、不出来はそこを明確にして、自分が掲げた主題をどこまで目に見える形に出来たかで決まると思います。
それはモノを作る上でのイロハのロ、くらいですかね。
大事なことです。
ガンバ!
ichi
美大受験はアーティストへの第一歩。油画科