過ごしやすいと言えば過ごしやすいですが…。お腹が冷えたりして、少し困ります。
油画科昼間部は今、塑像実習!デザイン・工芸科のお世話になりながら一緒にビーナス(首像)を制作中。
油画科なのになぜ塑像?とお思いの方も多いでしょう。
しかし、平面上で立体的にモチーフを描くためには、構造的な理解がなければ描けなかったりします。
粘土によって全体の量感や面の向き、軸の傾きなど、普段描くときにはなかなか意識しづらい部分を理解するためには非常に有効な課題であったりします。
日頃、細部に目を奪われてなかなか全体感や量感、空間的な関係性を理解できない学生にはもってこいの課題です。
また、大きな仕事から、どのような段階を経て細部を作り込んで(描き込んで)いくべきかという作業のタイミングもこの塑像自習から掴み取ってもらえるといいです。
1学期終了までちょうど1ヶ月(時が過ぎるのは早い…)。
この課題で一皮むけて、ここで理解したことをもとに、ビシッとしたデッサンの一枚でも残してもらえると頼もしいのですが。
がんば!
ichi
美大受験はアーティストへの第一歩。油画科