なんだかインフラが混迷しているというか…そういう事件が多いですね。
研修旅行も終わり、カリカリとペンでデッサン。
普段、デッサンは基本的に木炭でおこなう油画科ですが、今日は墨汁とペンを使用しての静物デッサン。
木炭だと調子や雰囲気などの大きな仕事はしやすいのですが、質感や細部のディテールなどは以外と見落としがちになったり、観察力が養われなかったり。
そこでこのペンデッサン。
細部をカリカリ描いていくことで調子や明度を作っていくことになります。だから、塗りっぱなしで実体感がないままでは終わりが見えない。
ペンと墨汁を使うことで、描き込み(質感やディテールの表現)と塗り(下地やベース、明度のコントロール)を整理しながら進めていきます。仕事の進め方を意識的にして「今、自分は何をしているのか?」理解しながら作業していきます。
仕事のプロセスを明快にしていくことで、単なる根性論だけでなく、合理的に自分の問題点が分かって来たりします。
それが自分を成長させる第一歩。まずはそこから。
己を知って更なるレベルアップを目指しましょう。ここでの気付きが普段のデッサンや油彩にも繋がってくると良いですね。
ガンバ!
ichi
美大受験はアーティストへの第一歩。油画科