今までのVTRを振り返って、それについてコメントするというもの。
東京藝大も番組内でよく取り上げられていますよね。
そのなかで、藝大の学生に対して爆笑問題の太田さんがこんなことを言ってました。
「自分の愛して大事にしているモノを、他人に勝手にいじられても構わないという、どこかで突き放すような感覚も必要」だと。
「誰しもそういう壁にぶち当たる」と。
自分のやっていることが社会に開かれて行く時、そういうことは確実に起こりえると思います。
みんなも受験という、今置かれている環境のなかで、多少なりともそういった葛藤を抱えている時期だと思います。
本当に絵が好きで、好きで、描き続けて行きたいからこそ、自分のやりたくないことだったり、信念に反することも受け入れていかなきゃならない。
「それはやりたくない」「そんなのは芸術じゃない」からとって、もし、絵を描くことを辞めてしまうような人は、結局、絵が好きじゃなかったし、芸術を本当の意味では愛していなかったんじゃないでしょうか…。
社会に開かれるってことは、それまでは個人的に、誰にも汚されずにいたものを、人目にさらすということだと思います。
美大受験は開かれて行く、その最初の、最初の、さいしょの一歩ですよね。
これを乗り越えることで新しい世界は確実に見えるはずです。
でも、それはそんなに大変なことではないと思いますよ。
だって、毎年世の中では何百人と美大に合格するんですから。
今は辛くても、あと1ヶ月ちょっとで受験終わるしね。
がんば!
【関連する記事】