春というか初夏?
日差しは完全に夏ですね。
1学期の授業も本格的に始まって、昼間部も夜間部も石膏デッサンやっています。
光、稜線、反射光!立体に光が当たると、とりあえずこうなるってことは覚えておこう!
石膏デッサン…。21世紀にもなって、なんで今さら古代遺跡にあった石像の石膏を必死に描くのか…。
「そんなもん理由なんてね〜よ!」と、僕が受験生の頃は疑問をぶつけてもそんな答えが帰って来るのが関の山だった気がする。
デッサンということで言えば、要は、白から黒までの色を、モチーフの明暗の順番とおりに並べるっていう(かなり乱暴な言い方ですけど…)ことになります。
ドニは、絵画を『ある一定の秩序によって集められた色彩に覆われた平面』といいました。
「ある一定の秩序」が、今、みんなの場合はとりあえず、目の前にある石膏に光が当たって陰ができるとどうなるかっていうルールで、まずはそれに則って色を使えるようになりましょう、っていう勉強です。
『自然から学ぶ』なんて良くいうけど、まさに今そういうことをやっているんだと思って下さい。
自分なりの『秩序』に則って色を使うための下準備みたいなことです。
基本的に絵って、こういう、今みんながやっていることのルールを、それに従ったり、変則的に扱ったり、無視したりすることで発展して来たようなもんなんで、やっぱりここでやってることは大事かなと思います。
がんば!
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