芸大2次か…。なんか自分のときのことを思い出すなぁ。もう十年以上も前なんだよな。
あの頃、巷でかかっていた音楽といえばSPEEDとかですからね。
芸大の校舎で絵が描けるってだけでテンション上がってたな。
採光のための大きな窓から入ってくる自然光がキレイで、制作するには申し分ないスペースでした。
ある意味、この4日間(僕の頃、2次試験は4日間あった)を楽しもうという、リラックスした気持ちで作業できたことが、結果的に良かったんでしょうね。
大学入ってから教授に言われたんですけど『たぶん、もう一度審査をし直したら、君たちはここにはいなかったでしょう。その時の気分や心境で、絵の見え方は変わってしまうから。そのぐらいのところで、みんな合格したんです。』
『え〜!』って思ったけど、でも実際はそういうものなんだと思います。
結果なんて、自分1人の力でコントロールできるもんじゃない。色んな偶然や、タイミングの積み重ね。
もちろん良い絵を描くことは大前提です。でも、結果を出すことだけを考えて、肩に力の入った状態じゃ、良い絵なんて描けないもんね。考えるだけ無駄だし、逆に悪い方向に行っちゃう気がする。
だから、自分が『サイコ〜!!』と思えるものができるまで、ただただ、一所懸命やるだけなんじゃないかなって、僕は思います。
大学合格がゴールじゃない…
ですよ。
がんば!
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