2007年05月26日

古美術研究旅行1

先週まで2週間、大学の古美研に行ってきました。
芸大では古美研は年間単位に入るものであり、必ず行かなくてはならないものです。奈良、京都を中心に一日に複数のお寺を拝観しに行きます。沢山のことが学べ、見れるいい期間です。ちょっとハードですが・・・二週間で仏像や仏教を学ぶことは大変でした。色々がんばって詰め込みましたが、長い歴史からみればまだかすり傷にもなっていないはず。さわりだけですが少し旅行話をしていこうと思います。

運慶快慶という仏師を聞いたことありますよね・・・?運慶快慶の作品も沢山見てきました。20歳で掘ったものなんて凄かったです。同じような歳で・・・
ちなみに二人は兄弟ではなく、運慶が康慶の息子、快慶が康慶の一番弟子だったそうです。代表的な作品の東大寺の南大門。とにかく大きかったです。あれだけの木を集めどれだけかかるんだろうと思いきやお弟子さんと10人たらずで60日ちょっとで作ったとか。
阿吽の像をそれぞれがつくったといわれてきましたが最近の解体作業で吽の方は運慶の息子が手がけたことがわかったそうです。
そのためやりなおしたであろう場所も吽像には見つかり、胸の位置が(内側から外側へ。胸が大きく見えるよう)変わったりしていたそうです。
二人の作品の違いは、運慶は力強く迫力があり立体的にでき快慶は平面的でカタチの綺麗さがあります。
興福寺、円成寺と二人が関わってきた像は沢山ありました。
安倍文殊院の文殊菩薩像が素晴らしかったです。どちらが作ったのかはあやふやになってしまいましたが・・・
凄いです。獅子が繋がれている縄なんてこれが木から彫ってあるなんてって感じですよ。大きいし。迫力大です。機会があったら是非。
posted by ユガカ at 19:17| 千葉 ????| Comment(0) | 講師雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする